英語の映画を観ていると、学校の教科書ではあまり見かけない表現が出てくることがあります。
今回紹介するのは、
Chop-chop!
という表現。
私の大好きなイギリス映画 『Lock, Stock and Two Smoking Barrels(ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ)』 でも使われていました。
Chop-chop!:急いで!
Chop-chop!
は、誰かがノロノロしているときなどに、
「急いで!」
「早く!」
「ほら、急いで!」
とせかすときに使われるカジュアルな表現です。
例えば、
Chop-chop! We're going to be late.
(急いで!遅刻するよ。)
Come on, chop-chop!
(ほら、早く早く!)
といった感じで使えます。
「chop」と聞くと、日本人としては「空手チョップ」のような「チョップ」を思い浮かべてしまいます。
でも、chop-chop と2回続けると「急いで」「早く」という意味になるんですね。
映画やドラマで突然聞くと意味が分かりにくい表現ですが、一度覚えてしまうと聞き取りやすいフレーズだと思います。
Hurry up! との違いは?
「急いで!」といえば、まず思い浮かぶのが、
Hurry up!
ではないでしょうか。
こちらは非常に一般的な表現です。
Hurry up! We'll miss the train.
(急いで!電車に乗り遅れるよ。)
一方、
Chop-chop!
は、もう少しくだけた感じで、相手を「ほらほら、早く!」とせかすようなニュアンスがあります。
相手や言い方によっては少し命令っぽく聞こえることもあるので、自分で使うときは場面を選んだほうがよいでしょう。
まずは映画やドラマで Chop-chop! と聞こえてきたら、
「早く!」「急いで!」
と理解できれば十分です。
Lock, Stock and Two Smoking Barrels
今回 Chop-chop! という表現を耳にしたのが、
『Lock, Stock and Two Smoking Barrels』
という1998年公開のイギリス映画です。
ガイ・リッチー監督の長編映画デビュー作で、ロンドンを舞台にしたクライム・コメディ。
4人の仲間が大金を賭けたカードゲームをきっかけに巨額の借金を背負い、そこから犯罪者たちを巻き込んだ複雑な騒動へと発展していきます。
複数の登場人物とストーリーが絡み合っていく展開や、テンポの良い映像、独特のユーモアが特徴的な作品です。
また、ジェイソン・ステイサムの映画デビュー作としても知られており、スティングも出演しています。
1998年製作/イギリス/108分
イギリス映画で英語を覚える
イギリス映画を観ていると、
「こんな言い方をするんだ」
と思う表現に出会うことがあります。
今回の Chop-chop! もその一つです。
単語帳だけで英語を覚えるよりも、
映画の場面 + セリフ + 意味
をセットで覚えると、その場面を思い出しながら表現を覚えることができます。
特にBritish Englishを勉強している人にとって、イギリス映画は実際の発音や言い回しに触れられる良い教材になります。
今日の英語
Chop-chop!
= 急いで!/早く!/ほら、急いで!
例文:
Chop-chop! We're going to be late.
(急いで!遅刻するよ。)
Come on, chop-chop!
(ほら、早く早く!)
映画を観ていて Chop-chop! が聞こえてきたら、ぜひその場面にも注目してみてください。
こういった短くて実際に使われる表現を少しずつ覚えていくのも、映画で英語を勉強する面白さの一つですね。
